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〜エーテル体・アストラル体・チャクラと私たちの見えないエネルギーの世界〜
オーラってなに?
「オーラ」という言葉を聞いたことがありますか?
人や物から“雰囲気”や“空気感”のようなものを感じたことがある人も多いと思います。実はその正体が、目には見えにくいけれど確かに存在する「エネルギーの層=オーラ」なのです。
オーラは、私たちの身体を包むように広がる“エネルギーフィールド”。心と体、そして魂の状態を映し出す鏡のような存在です。オーラには複数の層があり、それぞれが異なる役割を持っています。
本記事では、その中でも特に重要な「エーテル体」「アストラル体」、そしてそれらと深く関わる「チャクラ」の仕組みについて解説していきます。
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エーテル体:私たちの“エネルギーの体”
エーテル体(Etheric Body)は、肉体に最も近いエネルギー層で、肉体と重なるように存在しています。
まるで“もうひとつの体”のような存在で、「生命エネルギー(プラーナや気)」の流れを管理している部分です。
• 存在する範囲: 肉体のすぐ外側、数cm〜5cm程度まで広がる
• 役割: 肉体の健康状態や生命力を保つ
• 干渉を受けると…: 疲れやすくなる、体調を崩しやすくなる
例えば、ストレスや過労によってエーテル体のバランスが崩れると、肉体にも影響が現れやすくなります。逆に、気功やレイキなどのエネルギーワークはこのエーテル体に直接働きかけているといわれます。
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アストラル体:感情を映す“心の体”
アストラル体(Astral Body)は、感情や思考、願望など“心の動き”を反映する層です。
人との関係性、感情のやりとり、夢の世界などに深く関係しています。
• 存在する範囲: 肉体から20cm〜1m程度まで広がる(人によって異なる)
• 役割: 感情やイメージのエネルギーを持ち運ぶ
• 干渉を受けると…: イライラ、不安、落ち込みなど感情が不安定に
心が大きく揺れ動いたとき、アストラル体は強く反応します。逆に、静かで落ち着いた心の状態では、アストラル体も美しく整っているといわれます。ヒーリングや瞑想は、アストラル体を癒やし、心のバランスを整える手助けとなります。
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チャクラ:エネルギーの“入り口と変換器”
チャクラとは、エネルギーの出入り口のようなもので、肉体とエネルギー体(オーラ)をつなぐ重要なポイントです。
チャクラは全身に無数にありますが、特に有名なのは7つの主要チャクラです。
それぞれのチャクラには対応する色、内臓、感情、精神的テーマがあり、バランスが取れていると心身共に健康な状態を保つことができます。
主要な7つのチャクラ(簡易紹介)
チャクラ | 場所 | テーマ | 色 |
第1チャクラ | 尾てい骨 | 安心感・地に足をつける | 赤 |
第2チャクラ | 下腹部 | 感情・創造性・性エネルギー | オレンジ |
第3チャラ | みぞおち | 自信・意志・行動力 | 黄 |
第4チャクラ | 胸の中心 | 愛・人間関係・思いやり | 緑 |
第5チャクラ | のど | 表現・コミュニケーション | 青 |
第6チャクラ | 眉間(サードアイ) | 直感・洞察力 | 藍 |
第7チャクラ | 頭頂部 | 高次とのつながり・スピリチュアル性 | 紫・白 |
オーラとチャクラ、エネルギー体の関係
オーラ、エーテル体、アストラル体、チャクラはそれぞれ独立しているわけではなく、すべてが密接につながって連動しています。
• エーテル体: 肉体とオーラをつなぐ“橋”のような存在
• アストラル体: 心の動きや感情を反映する“カラフルなスクリーン”
• チャクラ: エネルギーの“変換所”として、外界と内側をつなぐ
たとえば、強いストレスで第4チャクラ(愛のチャクラ)が乱れると、アストラル体に悲しみの波が生まれ、それがエーテル体を通じて肉体に影響し、「胸が苦しい」「体が重い」といった症状が出ることがあります。
逆に、チャクラやエネルギー体を整えることで、感情や体調も改善されていくというわけです。
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オーラを整えるには?
オーラやエネルギー体は、普段の生活の中でも少しの工夫で整えることができます。
● 呼吸を深くする
浅い呼吸はエネルギーの循環を止めてしまいます。鼻からゆっくり吸って、口から長く吐く「深呼吸」を1日数回意識するだけで、エーテル体が整ってきます。
● 自然の中で過ごす
木々や水辺、太陽の光など、自然のエネルギーはオーラに直接よい影響を与えます。疲れたときはぜひ外へ出てみてください。
● 感情を抑え込まない
アストラル体を健康に保つためには、感情を自然に感じることが大切です。泣く、笑う、怒る、どの感情も大事に扱いましょう。
● チャクラの瞑想や音楽
各チャクラに対応した瞑想や音、色を意識するのもおすすめ。たとえばハートチャクラには“緑色の光”をイメージした瞑想が効果的です。
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オーラの「色」と「大きさ」からわかること
● オーラの色が示す意味とは?
オーラは単色ではなく、複数の色が重なり合うようにして現れることが多く、その人の感情・性格・精神状態・体調などによって色合いが変化します。
また、チャクラの状態とも深く連動しており、活性化しているチャクラに対応した色がオーラに強く現れる傾向があります。
以下は、一般的によく見られるオーラの色とその意味です:
色 | 意味・状態 |
赤 | 生命力、情熱、エネルギッシュ、怒り(過剰時) |
オレンジ | 創造性、社交性、喜び、自信 |
黄 | 明るさ、知性、好奇心、ユーモア |
緑 | 愛情、癒し、バランス、自然との調和 |
青 | 冷静さ、誠実、精神的な安定、表現力 |
藍(ネイビー) | 直感力、深い思索、静寂 |
紫 | 高次元とのつながり、スピリチュアリティ |
白 | 浄化、守護、純粋性、目覚め |
黒/グレー | 疲労、ストレス、閉ざされた感情(要注意) |
金・銀 | 変容、霊的成長、守護の存在(稀少な色) |
なお、これらの色は一時的に変わることもあり、たとえば「今日は黄色が強い」「最近は青がメイン」というように、日々の気分や環境で変化するのもオーラの特徴です。
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オーラの大きさはエネルギー状態を反映する
オーラには色だけでなく「広がり=大きさ」があります。
この大きさは、その人がどれだけ生命力や精神的エネルギーを放っているかを示すもので、以下のような傾向があります。
• 健康でポジティブな人: オーラが大きく、明るく、ふんわりと広がっている(1m〜数m)
• 疲れている人や落ち込んでいる人: オーラが小さく、色もくすんで見える(数十cm〜1m未満)
• ストレスが強い人: 一部が“破れて”いたり、“とがって”いたりする(ゆがんだ形)
オーラが大きく整っていると、人は安心感や信頼感を周囲に与えることができます。逆に、オーラが極端に小さく閉じている場合は、エネルギー不足や心の壁を示すサインでもあります。
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大きさや色は「訓練」で変わる
オーラは生まれつき決まっているものではなく、意識的な行動やセルフケアで変えることができるのも特徴です。たとえば…
• 心を癒す時間を持つ
• チャクラを整える瞑想をする
• 呼吸法やヨガ、レイキなどのヒーリングを行う
• 好きなことに熱中する、感謝の気持ちを持つ
こうした行動を積み重ねることで、オーラの色はより明るく、清らかに変化し、広がりも大きくなっていきます。
おわりに:オーラは“いのちの輝き”そのもの
オーラはスピリチュアルな概念と思われがちですが、実は私たちの**心・体・魂のバランスを映す、非常にリアルな「内面の状態」**です。
エーテル体やアストラル体、チャクラを理解することで、自分の内側とやさしく向き合い、整えることができるようになります。
まずは「なんとなく気持ちいいな」「今日はエネルギーが重いかも」など、自分の“感覚”を大切にするところから始めてみてください。